百里を行く者は九十を半ばとす
何事も最後の一押しが一番困難なのが世の常
雅@タッチ です。(∩°ω°)
さて最重要項目、組み上げに入る![]()
これからの作業をトチると大変な事になるので、確認に確認を重ねてGO!!![]()
Bandit1250Fのスプリングは全長390mm、使用限界は382ミリまでなのだが・・・
個人的な意見としては、3ミリもヘタってたら交換するが吉![]()
金属疲労は気持ち良さに多大な影響があるので、その程度のヘタリでも交換後のコシの変化に感動すること請け合い。
今回はピッタリ 390mmだったのでこのまま再利用。
( ̄ω ̄)ノ
先ずはフロントフォークのキャップにあるゴムパッキンに、保護の為にフォークオイルを塗る。
だがボキは絡みと浸透、粘りを評価してラバーグリスを使っている。![]()
![イメージ 1]()
バンディット1250Fは不等ピッチのプログレッシブスプリングなので、スプリングのピッチが狭い方を下にしてフォークに入れた後・・・
スプリング
ワッシャー
カラー
皿っぽいの
キャップ
の順番で組み上げる。
皿っぽいのは凸が下で凹を上にする![]()
キャップとダンパーロッドを取り付けるのだが、バンディットは小難しい調整はナシ!
キャップを最後までインナーロッドにネジ込んでロックナットで締め込むだけ。![]()
今回は外す時と逆に左右から挟み込んだ状態で、「手前側に」締め込む。
14ミリレンチ
締め付けトルク 20ニュートン
なので、両手で挟むように軽くクックッと締め込めばOK!
その後にプリロードをまた全抜き状態にし、キャップをインナーチューブに「真っ直ぐ」にゴムパッキンが隠れる位までハメる。
![イメージ 2]()
そしたら全体を軽く拭いた後、インナーチューブに薄~くラバーグリスを塗り、愛機の元へGO![]()
フォークを所定の位置にハメたらボルトを締め込む・・・
順番としては下側の三つ叉
フォークキャップ
トップブリッジ。
トップブリッジ側は 6番の六角ソケット 23ニュートン
三つ叉側は 12番ソケット 23ニュートン
で絞めるのだが、より万全を期すならば下の『三つ叉側から』締めていくと、構造的にカッチリいく。
またフォークキャップはココでシッカリと締め込む。![]()
![イメージ 8]()
![イメージ 9]()
さて・・・
ボキはローダウンのリンクロッドを入れており、5mm突き出しをしていた・・・つもりだった。![]()
だがサービスマニュアルをヨクヨク見ると、ノーマル状態でもトップブリッジ表面からインナーチューブ上端まで1.8ミリのフォーク突き出し指定がされていた。![]()
![]()
マビ!?(゜∀゜;ノ)ノ
突き出し量
ノーマル 1.8mm
ローダウン 7.0mm
![イメージ 10]()
つまり今まで5mm突き出していたが実質的には約3ミリしか突き出していなかった事になる!![]()
![]()
![]()
バラす前のノーマル画像をよ~く見てみたら、確かに少~し出てる![]()
ブログに画像を取っておくとこう言う時に助かる![]()
よって今回は(実質5ミリダウン)7ミリの突き出しでセット!
ノーマルの場合はかなり微妙な数字なので、専門工具が無いなら2ミリで取り付ければ大丈夫だろう。
突き出し量を計り、トルクレンチで指定トルクまで締め込んだら、再度チェックを。
特に下側は2本のボルトで留めているので、2本とも均等に規定トルクまで達しているか注意![]()
![イメージ 11]()
フォークが左右同列で付いているか、アクスルシャフトを通してスコッ!っと通るか確認する![]()
問題が無ければフロントフェンダーの取り付けで、使うのは 8番ソケット。
ただし注意点として、フェンダー裏に付くプレートには前後がある。
「 △ 」 の付いてる側を前側に向けて取り付ける。
![イメージ 12]()
フェンダー裏の凹みにプレートの凸がシッカリとハマっているか確認する![]()
![イメージ 13]()
確認が取れたら、ブレーキホースのプラスチック留めをフェンダーに差し込む。
一応この時点では、自分は少し遊びを残しての取り付けにしているが、スタビライザーは無いのでココでフェンダーをシッカリ付けてしまっても問題は無い。
(気分の問題
)
![イメージ 15]()
ホイールを組むが、回転方向を間違えないように注意![]()
車体を前にして左側から ボルト、カラー、ホイール、アクスルシャフトの順。
先にカラーをホイールにハメてからの方が作業がラク。
ちなみにバンディット1250Sはカラーの代わりに速度センサーステーが付く。![]()
![イメージ 14]()
サービスマニュアルの指定とはチョッチ違うが、カラーとホイールの接合部とアクスルシャフトの中央部にモリブデングリスを薄く塗った。
ヘキサゴンソケット 24mm & 22番ソケット
指定トルク 100ニュートン
で締め込む。
![イメージ 3]()
設備が整っているのならば・・・
本来はココでフォーク下前方のアクスルピンチボルト(片側2本)を、車体向かって左側だけ締めて、ホイールを固定した後に車体を上下に押してフォークを動かし、アクスルシャフトの位置を馴染ませるのだが、現状は無理なので簡易版に。
ブレーキキャリパーを 12番ソケット 26ニュートン
にて取り付ける。
キャリパーをただ外した場合、ブレーキパットの隙間が非常にタイト、たまにパッドが偏ってしまっている時も・・・
そんな時はマイナスドライバーでも良いが、コインドライバーで開いてやるとパッド表面に傷が付かなくて簡単に開く![]()
同時にフォークにブレーキホース留めのボルトも取り付けておいた方が良い。
ココは意外に忘れやすい所。
![イメージ 4]()
スピードセンサーを 8番ソケット にて取り付ける。
![イメージ 5]()
ココでホイール前方下のアクスルピンチボルト4本
12番ソケット 23ニュートン
先ずはバイクに向かって左側のフォーク2本を締め込む。
ジャッキやセンタースタンドを外し自立させ・・・・その後にブレーキを握り、愛機を上下に動かしてフォークとアクスルシャフトの位置を馴染ませた後に『 直立のまま 』残った右側の2本のボルトを締め込む。
(ココで自分はフェンダーのボルトを完締め
)
![イメージ 6]()
完成!![]()
アチコチ付けたり外したりしているので、やり忘れがないか再度チェックを忘れないように!![]()
あとはカウルを取り付けるだけ。
注意点
は最初のカウル脱着の日記に書いてある。
ちなみに自分はデジタルトルクレンチを使い、締め付けトルクを規定値より5~10ニュートン少な目で取り付けている。
(日記
の数字は規定値トルク)
理由は再三の確認で絞めるからで、一つのカテゴリー事だったり最後だったりに全てのボルトの締め込みチェックをするからだ。
うむ( ̄ω ̄)ノ
そうすれば少な目なトルク設定で締め付けをやってもオーバートルクにならず、最終的には規定値トルクになる。
デジタル型トルクレンチを使っているのも『いまどれくらいのトルクを掛けてるか?』の確認が出来るから。
所詮は素人、確認に確認を重ねないとどこでトチるか分からないからね![]()
終わった後に「あれ?ちゃんとやったよな?」って不安になるのを防止するためもある。![]()
![イメージ 7]()
宿題![]()
フォークのダストシールがどうしても外れない![]()
中の
クリップが錆びる前にグリスアップ
したいんだがなぁ…
むぅ...(=ω=)
オド 12862K
つづく?
何事も最後の一押しが一番困難なのが世の常
雅@タッチ です。(∩°ω°)
さて最重要項目、組み上げに入る

これからの作業をトチると大変な事になるので、確認に確認を重ねてGO!!

Bandit1250Fのスプリングは全長390mm、使用限界は382ミリまでなのだが・・・
個人的な意見としては、3ミリもヘタってたら交換するが吉

金属疲労は気持ち良さに多大な影響があるので、その程度のヘタリでも交換後のコシの変化に感動すること請け合い。
今回はピッタリ 390mmだったのでこのまま再利用。
( ̄ω ̄)ノ
先ずはフロントフォークのキャップにあるゴムパッキンに、保護の為にフォークオイルを塗る。
だがボキは絡みと浸透、粘りを評価してラバーグリスを使っている。

バンディット1250Fは不等ピッチのプログレッシブスプリングなので、スプリングのピッチが狭い方を下にしてフォークに入れた後・・・
スプリング




の順番で組み上げる。


キャップとダンパーロッドを取り付けるのだが、バンディットは小難しい調整はナシ!
キャップを最後までインナーロッドにネジ込んでロックナットで締め込むだけ。

今回は外す時と逆に左右から挟み込んだ状態で、「手前側に」締め込む。
14ミリレンチ
締め付けトルク 20ニュートン
なので、両手で挟むように軽くクックッと締め込めばOK!
その後にプリロードをまた全抜き状態にし、キャップをインナーチューブに「真っ直ぐ」にゴムパッキンが隠れる位までハメる。
そしたら全体を軽く拭いた後、インナーチューブに薄~くラバーグリスを塗り、愛機の元へGO

フォークを所定の位置にハメたらボルトを締め込む・・・
順番としては下側の三つ叉


トップブリッジ側は 6番の六角ソケット 23ニュートン
三つ叉側は 12番ソケット 23ニュートン
で絞めるのだが、より万全を期すならば下の『三つ叉側から』締めていくと、構造的にカッチリいく。
またフォークキャップはココでシッカリと締め込む。

さて・・・
ボキはローダウンのリンクロッドを入れており、5mm突き出しをしていた・・・つもりだった。

だがサービスマニュアルをヨクヨク見ると、ノーマル状態でもトップブリッジ表面からインナーチューブ上端まで1.8ミリのフォーク突き出し指定がされていた。


マビ!?(゜∀゜;ノ)ノ
突き出し量
ノーマル 1.8mm
ローダウン 7.0mm
つまり今まで5mm突き出していたが実質的には約3ミリしか突き出していなかった事になる!



バラす前のノーマル画像をよ~く見てみたら、確かに少~し出てる

ブログに画像を取っておくとこう言う時に助かる

よって今回は(実質5ミリダウン)7ミリの突き出しでセット!
ノーマルの場合はかなり微妙な数字なので、専門工具が無いなら2ミリで取り付ければ大丈夫だろう。
突き出し量を計り、トルクレンチで指定トルクまで締め込んだら、再度チェックを。
特に下側は2本のボルトで留めているので、2本とも均等に規定トルクまで達しているか注意

フォークが左右同列で付いているか、アクスルシャフトを通してスコッ!っと通るか確認する

問題が無ければフロントフェンダーの取り付けで、使うのは 8番ソケット。
ただし注意点として、フェンダー裏に付くプレートには前後がある。
「 △ 」 の付いてる側を前側に向けて取り付ける。
フェンダー裏の凹みにプレートの凸がシッカリとハマっているか確認する

確認が取れたら、ブレーキホースのプラスチック留めをフェンダーに差し込む。
一応この時点では、自分は少し遊びを残しての取り付けにしているが、スタビライザーは無いのでココでフェンダーをシッカリ付けてしまっても問題は無い。
(気分の問題

ホイールを組むが、回転方向を間違えないように注意

車体を前にして左側から ボルト、カラー、ホイール、アクスルシャフトの順。
先にカラーをホイールにハメてからの方が作業がラク。
ちなみにバンディット1250Sはカラーの代わりに速度センサーステーが付く。

サービスマニュアルの指定とはチョッチ違うが、カラーとホイールの接合部とアクスルシャフトの中央部にモリブデングリスを薄く塗った。
ヘキサゴンソケット 24mm & 22番ソケット
指定トルク 100ニュートン
で締め込む。
設備が整っているのならば・・・
本来はココでフォーク下前方のアクスルピンチボルト(片側2本)を、車体向かって左側だけ締めて、ホイールを固定した後に車体を上下に押してフォークを動かし、アクスルシャフトの位置を馴染ませるのだが、現状は無理なので簡易版に。
ブレーキキャリパーを 12番ソケット 26ニュートン
にて取り付ける。
キャリパーをただ外した場合、ブレーキパットの隙間が非常にタイト、たまにパッドが偏ってしまっている時も・・・
そんな時はマイナスドライバーでも良いが、コインドライバーで開いてやるとパッド表面に傷が付かなくて簡単に開く

同時にフォークにブレーキホース留めのボルトも取り付けておいた方が良い。
ココは意外に忘れやすい所。
スピードセンサーを 8番ソケット にて取り付ける。
ココでホイール前方下のアクスルピンチボルト4本
12番ソケット 23ニュートン
先ずはバイクに向かって左側のフォーク2本を締め込む。
ジャッキやセンタースタンドを外し自立させ・・・・その後にブレーキを握り、愛機を上下に動かしてフォークとアクスルシャフトの位置を馴染ませた後に『 直立のまま 』残った右側の2本のボルトを締め込む。
(ココで自分はフェンダーのボルトを完締め

完成!

アチコチ付けたり外したりしているので、やり忘れがないか再度チェックを忘れないように!

あとはカウルを取り付けるだけ。
注意点

ちなみに自分はデジタルトルクレンチを使い、締め付けトルクを規定値より5~10ニュートン少な目で取り付けている。
(日記

理由は再三の確認で絞めるからで、一つのカテゴリー事だったり最後だったりに全てのボルトの締め込みチェックをするからだ。
うむ( ̄ω ̄)ノ
そうすれば少な目なトルク設定で締め付けをやってもオーバートルクにならず、最終的には規定値トルクになる。
デジタル型トルクレンチを使っているのも『いまどれくらいのトルクを掛けてるか?』の確認が出来るから。
所詮は素人、確認に確認を重ねないとどこでトチるか分からないからね

終わった後に「あれ?ちゃんとやったよな?」って不安になるのを防止するためもある。

宿題

フォークのダストシールがどうしても外れない

中の


むぅ...(=ω=)
オド 12862K
つづく?