エンジンオイルはバイクの血液
つーと肝臓はさしずめオイルフィルターか
雅@タッチ です。(∩°ω°)
前回日記でも書いたが、バンディット1250Fのエンジンオイルについて、様々な種類を上げてオイル選択に迷っていた。
http://blogs.yahoo.co.jp/takumi650kawasaki/12827975.html
だが今までの流れを鑑みて、ふと…色々とこだわったトコでこの御時世では、今あるエンジンオイルだってコロコロと製品や規格を変えられてしまうので意味が無いんじゃね?と
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ハイランクラインはそうでもないんだけどね…値段意外は…
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悩んだ時は純正オイルと、スズキ純正の ECSTAR TYPE 04 エクスタータイプ4 MA/SJ 10W-40 も考えたのだが、1L缶と20L缶のみで4L缶が無いのと.....チョッチ高い
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つ~事で、結局は… 「 金額、入手難度、実績(普遍性) 」 で決める事にした。
(=ω=)
そして購入したのが、CASTROL POWER1 4T
カストロール パワー1 4T 10W-40 部分合成油 4L ( 4サイクル用 )
価格3982円(参考価格5374円)。
1L単価千円未満
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…素敵です…
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バンディット1250F、前回のオイル交換は今年の3月末、オドメーター14,403キロだったので・・・
約8ヶ月、4千キロでのオイル交換となる
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一応のポイントは書くけど、作業の詳しくはコッチを見て貰って・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/takumi650kawasaki/12279575.html
道具等を準備して・・・今回はオイル交換のみなので 『 カウル脱着ナシ 』 で簡単に施工&アップ!
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センタースタンドを掛けて、オイルポイかオイルパックリをセッ~ト。
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カウルを外さなくていいから今回はらくだ
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つか バンディット1250S なら、何時もそのまま交換ができるんだよな~
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オイルもフィルターも・・・
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ドレンボルトは指で示した
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この位置にあるのだが・・・
サイドカウルを外してないとチョッチ見づらい位置にあるので、詳しくはカウルを外したバージョンのオイルフィルター交換の日記を参照
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見難いだけで作業自体に問題は無く、工具にもオイル排出にもカウルが邪魔することはない。
先ずはオイルフィラーキャップを開けるないし緩めてから、ドレンボルトを最初だけ工具で緩めたら・・・
指で回して外してダバダバダ~♪
ソケット 17番 トルク 23ニュートン
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ドレンボルトのガスケットも当然、新品に交換。
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使ったガスケットは・・・ デイトナガスケット M14用 品番:75396
締め付け最大トルク 35N・m
ドレンボルトの磁石に鉄屑はナシと・・・
パーツクリーナーでボルトやドレン周りをキレイキレイして、先ずは指で回せるだけ回してハメる。
締め込みの〆は勿論トルクレンチでしっかりとトルク管理!
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参考までに付属すると、デイトナガスケットで指締めからキュ~っと大体 「 +45°、1/8回転くらい 」
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指定トルク 23ニュートン )
その後、念の為にもう一度、パーツクリーナーでカウル裏も含め周りをキレイキレイに
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そしてエンジンオイル投入だが・・・前回のオイル交換で余った ヤマルーブプレミアム も普通に使う
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高精度精製鉱物油のG系合成油やPAO系( ポリアルファオレフィン )ベースの部分合成オイル、半合成オイルは湿度の多くない「冷暗所で屋内保管」なら微少の着色料の変質等はあるが、20ヶ月保管(約一年半)でも問題なく使える。
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ネットでは酸化を良く言われるが、静止状態で攪拌されない常識的な保管ならば酸化による劣化よりも湿気による劣化の方がハッキリ言って影響大!
(根拠は某有名メーカーの検査機関に当該オイルの分析依頼の結果)
ただし基本的に100%化学合成やエステルベースのオイルはダメ・・・とは言わないが、分子結合の関係からヘタリが妙に早いなど結構微妙…なので注意。
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あくまで個人的見解だす
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ラップ&ビニール袋で縛って保管した物で、一応はオイルジョッキにあけてる時に状態を確認し…注いでる時の感じでは気持ち色味が落ちているかな?とも思ったが、沈殿も分離も無くこんな感じで問題なし!
♪~θ(^0^ )
あれ?
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前回の残りは400~500ccしか残ってないはずなのに750ccもある
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オイルジョッキの目盛りって案外適当だったりする??
いや....俺の計算間違いか??
むぅ...(;=ω=)
そこに今回の カストロール パワー1 4T を、とりあえず 1.75L プラスして、計 2.5L 投入
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ドップンダッパン流し込んだ後はオイルフィラーキャップを閉めて・・・
エンジンを掛けてトータル3~4分くらい、チョーク状態が解けてからなら2~3分ほどアイドリングして止めた後に10分程放置しつつオイル漏れが無いかチェック。
サービスマニュアル
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オイル交換時: 3000ml
その後に微調整でチョ~ッチ足して・・・前回はアッパーギリギリまで入れたので、今回は逆に振ってみる。
確認窓でロー側ギリギリないしチョッチ上に調整
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して、最後にエアクリーナーボックスからのドレンをチェックして終了
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基本はアッパーとローの中間だが、自分でやるとこんなギリギリの調整や遊びが出来る。
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ただし…これはエンジン完全冷却状態でやってるので、10分放置くらいでは完全にオイルは落ちてこない。
バイク屋がやってるエンジンがキンキンに暖まってる状態ではないので、キッチリ熱を入れた後で落ち着かせると油面はもう少し上がる。
いま時期は気温が低く
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前日の雨で湿度も高いので、エンジンオイルに熱を入れて馴染ませつつエンジン内部の水分を蒸発させて抜くために、最後に軽く流す・・・
べつに高回転まで回す必要はないけど、理想はラジェーターのファンが回るくらいまで暖めるのがベスト。
右側へ微妙~に傾斜してる場所なので、平面よりも気持ちアレだが…キッチリと熱が入るくらい走ってからの5分後だとこんな感じになる。
暗いトコで撮影してるので画像ではオイルの色が少し濃い目に出ているが、オイルフィルターを交換してないわりには、交換したオイルが綺麗な色してるな・・・
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つまり、交換時期を延ばしてる割には・・・エンジン内はまだ綺麗に保ってるって事かな??
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チョッチなポイント
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バンディット1250Fではカウル着脱の手間が変わってくるので同一には考えられないが、バンディット1250Sなどフィルター交換の手間があまり変わらないバイクの場合・・・
ガッツリとコダワリたい時は、オイルフィルターを交換しなくても一度フィルター外してやると、オイルラインやフィルターから 『 数百ccは古いオイルを抜く事ができる 』 ので、コダワリ派にはオススメ。
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さて・・・今回のオイル交換で大体2Lくらいエンジンオイルが残った。
理想はシリカゲルなど除湿剤を入れておくとよりグット
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なのだが切らしているので、できるだけビニール内から空気を抜いてキッチリと縛り、次回のオイル交換まで保管
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次もエンジンオイルのみ交換の予定なので、適当に1L缶を買えば十分かな?
最後に、こちらでも一応は書き加えておくが・・・
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スズキワールドのオイルメンバーなどと比較して、手間や時間などを考えると金額的なメリットは少ないと思う。
フルカウルのバンディット1250Fならフィルター交換が入ると5000円近くするので多少は違うかな?位の差なので、普通にバイク屋へ通える人にとってメリットは微妙。
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だが自分のように…「状況や環境が揃わない人」や「施工をお願いする時間を作る事にすら労力を使わざるおえない人」には時間的なメリットが大きく、金銭的な事よりも「好きなタイミング」で余裕をもって出来ると言った
『自由面のメリット』は非常に大きい
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勿論、メンテナンスを楽しみたい人や愛機に手ずから愛情と繋がりをって人にも
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オドメーター 18490 k